No:2301

船長名 内田美保子(1年)
出帆日 2023年7月1日



テーマ


祖父の足跡をたどって 〜祖父と『晩成社』と北海道の開拓〜



テーマ設定の動機


夫の祖父は、明治期の北海道開拓の始祖である依田勉三が興した『晩成社』に参加した人物だと伝え聞いているが、今、その詳細を知る家族はいない。
おぼろげな家族の伝聞と開拓関係資料を突き合わせること等により、祖父の足跡をたどり、あえて酷寒の地へ渡り人生を切り拓いていったその姿に想いを寄せたい。



調べること


・晩成社及び北海道開拓の歴史と、明治政府による開拓の位置づけについて調べる。
・戸籍謄本に記載された家族の記録を系列的に整理する。
・晩成社に関する資料等の中に、祖父及びその家族との関わりのある事項がないか、調べる。
・晩成社及び北海道開拓史の研究者に話を聞く。
・『開拓』とは何か、国内の他の地域や国外にも目を向けて調べる。



成果として何を期待する


祖父がかかわった北海道開拓は歴史の中でどのような意味を持っていたのか。明治という時代の転換期を祖父かどう生き、今につながっているのか。祖父の足跡を明らかにすることで、その姿を身近に感じたい。







No:2302

船長名 進藤正昭(14年)
出帆日 2023年7月3日



テーマ


産業革命以前の中央・東ユーラシア大陸の勢力図



テーマ設定の動機


「環・東シナ海交易圏があったか」を調べていた中で、中央・東ユーラシア大陸とアラブ世界では、すでにグローバルな商業活動が活発で、「環・東シナ海交易圏」はその東端に発生した小さな交易圏であったことを再確認した。
産業革命以来21世紀初頭までは欧米が世界の中心だったが、それまでは中央・東ユーラシアが世界の中心だったようだ。その栄光の実勢を知りたい。



調べること


きっかけとなった本「興亡の世界史 シルクロードと唐帝国」(講談社学術文庫)。
他に岩波文庫「中国の歴史」シリーズとか、「岩波講座世界歴史」シリーズなどなど。



成果として何を期待する


中学・高校で止まっている世界史の学びなおし。
今の中国の世界観がわかるかも。