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川柳クラブ


十月句会(互選)


題詠「転ぶ」
歌声は鈴を転がす八十代
恭子
自転車の補助輪取れて得意顔
つる
転んだら恥ずかしくなり苦笑い
孝風
もがくほど転がり落ちる蟻地獄
悦夫
杖よりも転ばぬ先のスクワット
柳白
転倒し有難み知るヘルメット
孝風
秋の香に転んでみたい稲穂やま
夢桃
つまづいた貴方私も高齢者
夢桃
また転ぶ学習できず同じ場所
フォレスト
政局の転がる先に民不在
恭子

栄転の本社復帰は空手形 
悦夫

天職を求め転職繰り返す
亀女

転べない強く誓うがつまづいた
亀女

段差あり転ばぬ前に足上げて
柳白

好転を願って頼るおまじない
フォレスト

松葉杖上手く使えず転倒し
つる







十月句会(互選)


題詠「雑詠」
ロマンスは昔憧れ今は詐欺 
柳白
人よりも熊につけたい熊の鈴
悦夫
届けたいフードロスありガザの子に
恭子
食べてるの私の返事飲んでるわ
つる
秋がなく急に冬来て服困る
孝風
観光客景色見ないでスマホ見る
恭子
道ならぬ恋に転んだ通り雨
悦夫
たいまつを関税に変えふりかざす
フォレスト
なれるなら何でもやるわ総理の座
フォレスト
川柳を深くまなぶが句がわかず
亀女

高齢化ファミレス憩うババ勉強
夢桃

おじいさんいつも本屋で立ち読みす
夢桃

会社員人生学ぶ五時過ぎに
つる

凄いなぁ熊の木のぼりサルに勝つ
江鈴

渋柿ももうすぐ甘い干し柿に
江鈴

欲しい本遠出して買う積読に
孝風

信号機なぜ赤になる渡るたび
柳白

学んでも忘れるならば学ぶまい
亀女





九月句会(互選)


題詠「柿」
甘い柿熊の親子に味見され
江鈴
競い合い柿八年と我が余命 
つる
渋が抜け頑固オヤジも甘くなり
つる
死にたいと握るナイフで柿を剥く
悦夫
秋来ない汗をカキカキ柿食べて
夢桃
竹を割りテッペンの柿ねじり取る
孝風
スイカ去り柿が頼りの美白剤
亀女
飲み過ぎの薬と言われ柿を食う
柳白
待ちわびる柿も色づく秋の風
フォレスト
客は鳥柿鈴なりの空き家かな
恭子

渋柿も冬には甘く干し柿に
江鈴

月浮かべ飲む酒のあて柿の種
悦夫

ふと見上げ柿の実青く秋何処に 
夢桃

馬鹿にした柿の良さ知る東京で
孝風

柿食えば病こわがり逃げてゆく
亀女

渋柿と思わずガブリ泣きっ面
柳白

舌鼓渋抜き柿がマンゴーに
フォレスト

猿蟹の甘し(うまし)柿の実かたや凶器
恭子


九月句会(互選)


題詠「雑詠」
暑い夏テレビ漬けにて世間通
江鈴
同じ服着た人見つけ回り道
亀女
公約も選挙終われば知らん顔
フォレスト
赤っ恥性懲りもなく重ね塗り
悦夫
自家野菜食べねばならぬストレスだ
孝風
リハビリを学んできたが皆忘れ
亀女
この暑さ我も日傘をついに持つ
柳白
高齢化墓終い波寺も泣き
夢桃
墓参りタワシゴシゴシ寺淋し
夢桃

孫ダンス二時間待つも悔いはなし
柳白

咲き匂う菊と人の墓参り
江鈴

ストレスの塊り炒めチョー強火
 悦夫

願いたいウーバーイーツで生ビール
つる

夏散歩冷房効いたイオン内
つる

周回は誰がトップかビリなのか
フォレスト

金曜日吟ずるだけで気持ち良し
孝風

ぐずぐずの夢と枕の凹む秋
恭子

「老ーいどん」シニア主役の運動会
恭子




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